ありふれた物質を機能性材料に!

松嶋研究室へようこそ!

「ありふれた物質を機能性材料に!」をテーマに、蛍光体、イオン伝導体、センサー、吸着材、無機ELなど、幅広く研究に取り組んでいます。

その根底に共通して存在するのは、「発光やイオン伝導性など、私たちの目に映る材料特性は、結晶構造や結晶構造中の欠陥などのミクロな現象に支配されている」ということです。


「結晶構造」とは原子の規則的配列のことで、その配列の仕方が蛍光体における発光中心イオンの電子状態やイオン伝導体におけるイオン拡散経路を決定しています。

本研究室では、通常みることのできない原子配列をX線回折法や分子動力学シミュレーションを用いて可視化するとともに、その構造的特徴と材料特性を関連付けることで機能発現のメカニズムを解明します。

さらに、そのメカニズムに基づきさらに高い機能を持った材料を合成する、といった具合に、合成から解析まですべてをこなすマルチな研究室です。


「難しそう...」


大丈夫です。最初は誰もが素人です。

半年もすれば一人で卒業研究を進められるようになり、大学院生にもなれば「この成果で論文発表しようか」という相談も始まるようになります。

「機能性セラミックス」に興味のある方はぜひ一緒に研究を発展させていきましょう!!









特色

専門は「機能性セラミックス」

「光る」「イオンを流す」「気体を吸着する」など、さまざまな機能をもったセラミックスを研究しています

多彩な合成技術

プラズマを用いた気相合成から、水溶液中の反応を利用した液相合成まで、材料に合わせて最適な合成法を駆使します

分析・評価も得意です

「合成してお終い」ではなく、性能をより高めるために、合成した材料を適切に分析・評価して、合成条件の最適化にフィードバックします

設備紹介

小型スパッタ装置

真空蒸着装置

X線回折装置

熱重量分析装置

高温焼成炉

元素分析装置付き電子顕微鏡